虫歯治療

虫歯が発生する原因とセルフケアの重要性

虫歯ができる原因として、「虫歯菌」と「糖分」が大きく関わっています。糖分をエサにして虫歯菌が増えると、プラーク(歯垢)というネバネバした物質を作り出し、その中でさらに増殖して酸を作り始めます。その酸によって歯が溶けてしまうのが虫歯の状態です。

虫歯は何もないところにはできません。虫歯のリスクが高まる4つの要因である「虫歯菌の数」「糖分の摂取頻度」「歯の質」「時間の経過」が重なることで虫歯ができやすくなっていきます。歯医者での虫歯治療も大事ですが、正しい歯磨きや糖分摂取を控えるなど、ご自身でのセルフケアや生活習慣の見直しが虫歯予防に繋がっていきます。

虫歯が発生する原因と予防

定期検診を受けて早期発見・早期治療に繋げましょう

冷たいものがしみる、ズキズキ痛むといった症状が気になるとしたら、虫歯がある程度進行している可能性があります。虫歯が深くなると治療の範囲も広がり、お身体への負担も大きくなってしまいます。

定期検診に通っていただければ、もし虫歯になっていたとしても、早期発見・早期治療を行えます。

「しばらく歯医者に行っていないな」という方は、自覚症状がなくても一度定期検診にいらしてください。

定期検診を受けて早期発見・早期治療に繋げましょう

患者様にとって負担の少ない治療を実践します

私たちの歯は一度削ってしまうと、元の状態には戻りません。また、神経を除去してしまうと、歯は脆くなり本来の歯よりも寿命が約10年短くなると言われています。

近年、虫歯治療においては、歯質や歯髄の犠牲を最小限に抑え、悪くなった部分のみを除去する「ミニマルインターベーション」という考えが主流になりました。当院でもその考えを採用し、保存治療に熟知した歯科医師が虫歯治療で削る範囲は最小限にとどめ、なるべく神経を残す治療を実践しております。

者様にとって負担の少ない治療を実践します

他にも、麻酔時の痛みの軽減や治療回数をできるだけ少なくするなど患者さんの負担が少なくなるような治療を心がけておりますので安心してご来院ください。

虫歯の進行度に合わせた治療法

初期の虫歯(CO)

初期の虫歯(CO)について

初期虫歯とも呼ばれ、歯の表面が白く濁ったような状態です。これは「脱灰(だっかい)」と呼ばれる状態で、ご自身のセルフケアで再石灰化を促し元の健康な歯に戻ることもありますが、放置すると虫歯が進行してしまいます。

<治療方法>
歯のクリーニング、フッ素塗布、ご自宅でのセルフケア

初期の虫歯(CO)

初期の虫歯(C1)

初期の虫歯(C1)について

歯の一番外側であるエナメル質に虫歯が出来ている状態です。痛みはほとんど感じませんが、虫歯部分が茶色く濁ったり、ザラザラした状態になります。この状態から歯科医院での治療が必要になってきます。

<治療方法>
コンポジットレジン充填(虫歯の部分を削り、白い樹脂の詰め物をする)

初期の虫歯(C1)

進行した虫歯(C2)

進行した虫歯(C2)について

虫歯が象牙質の層にまで進行し、穴があいています。

虫歯が、エナメル質の下にある象牙質の層にまで進行した状態です。この状態だと、目で見てわかりやすく穴があいた状態になり、冷たいものを食べると歯がしみることがあります。

<治療方法>
コンポジットレジン充填、被せ物(範囲が大きい場合は、小さい詰め物や被せ物が必要)

進行した虫歯(C2)

歯髄まで進行した虫歯(C3)

歯髄まで進行した虫歯(C3)について

虫歯が歯髄(歯の神経)まで達してしまった状態です。この状態では、何もしていなくてもズキズキと激しい痛みを感じるようになり、食事や普段の生活が困難な状態になります。神経が細菌に感染していますので神経を除去する必要があります。

<治療方法>
歯内治療(麻酔をして歯の神経を除去する治療)、被せ物

歯髄まで進行した虫歯 (C3)

歯質が失われた歯(C4)

歯質が失われた歯(C4)について

歯が虫歯により崩壊してしまい、歯の根っこ部分しか残っていない状態です。神経が細菌に感染し、化膿している状態なので抜歯の対象となります。

<治療方法>
抜歯(保存が不可能と診断された場合)、ブリッジ・入れ歯(抜歯後のスペースを補うために入れ歯やブリッジを選択できます。)

歯質が失われた歯(C4)

口腔内カメラ

口腔内を撮影する小型のカメラです。歯の状態(虫歯の大きさなど)を見ていただけるだけでなく、治療後のビフォーアフターを確認することができ、ご自身のモチベーションにもつながります。

口腔内カメラ

定期検診で虫歯予防を徹底しましょう

虫歯は日頃のご自身のケアと、歯科医院での定期検診で大幅に予防することができます。定期検診では、ご自身では見えない奥歯の裏側や前歯の裏側、そして虫歯ができやすい歯と歯の間などを細かくチェックしていきます。

また、虫歯予防に効果的なフッ素を塗布して、虫歯菌が作る酸に負けない歯にしていきます。身体の健康診断と同じように、歯の寿命を伸ばしていくためにも定期的に歯科検診を受けましょう。

定期検診で虫歯予防を徹底しましょう

小児歯科

子供の頃からの通院をおすすめします

お口の健康は「子供の頃からのケアで決まる」と言われているほど、子供の頃の虫歯管理は重要です。幼少期から通院していただくことで、医院の雰囲気に慣れていただき、その後も治療がスムーズに行えるようになります。

歯医者が苦手なお子様に対しても、いきなり治療をするということはせず、徐々に慣れていただくトレーニングをしていきながら進めていきます。症状がなくても、子供の頃から歯科医院に通うクセをつけておきましょう。

子供の頃からの通院をおすすめします

お子様へのブラッシング指導

子供の頃からブラッシング指導を行うことで、お子様に歯磨きの楽しさを知ってもらうことができます。歯磨きを嫌がってしまうと、正しい歯磨き習慣が確立されずに将来的に虫歯や歯周病のリスクが高くなってしまいます。そのため、ブラッシング指導は最初のアプローチが大切です。

当院では、お子様が楽しめるようなブラッシング指導を行い、同時に保護者の方には仕上げ磨きについてもお伝えいたします。

お子様へのブラッシング指導

お子様の歯並びが気になる方へ

歯並びは将来の歯の健康に大きく影響していきます。歯並びが悪い方は、健康な歯並びの方に比べて虫歯や歯周病になるリスクが数倍高くなっています。そのため、顎の成長が盛んな子供の頃から矯正治療をすることで、美しく正常な歯並びへと改善することができます。

当院ではお子様の矯正治療も行っていますので、まずはお気軽に無料相談にいらしてください。

子供の矯正の詳細はこちら

お子様の歯並びが気になる方へ

0426-92-3771

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